「AIを仕事に使いたい。でも、何から始めればいいか分からない」。鹿児島でも、この声を聞くことが増えました。
動画やネットの記事を見れば、AIの使い方はいくらでも出てきます。それでも手が止まってしまうのは、情報が足りないからではなく、自分の仕事に当てはめる機会がないからです。
この記事では、鹿児島でAIの勉強会やセミナーを選ぶときに、事前に見ておきたい3つのことをまとめます。
1. 「聞くだけ」で終わらないか
AIの勉強会には、大きく分けて2つの形があります。
| 形 | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 講義型 | 講師の説明を聞き、事例やツールを知る | AIで何ができるかを、まず広く知りたい人 |
| 実践型 | 自分のパソコンで、その場で操作して形にする | 知識はあるが、仕事に使えていない人 |
講義型は、全体像をつかむのに向いています。一方で、「話は分かったけれど、翌日から何も変わらなかった」となりやすいのも講義型です。
すでにChatGPTを触ったことがあるなら、パソコンを持ち込んで、その場で手を動かす実践型を選ぶと、帰ったあとに使えるものが残ります。
2. 自分の仕事を持ち込めるか
AIの使い方は、仕事によって大きく変わります。飲食店の仕込み表、工務店の見積書、士業の書類チェック、学生のレポート。同じChatGPTでも、任せる仕事と、その渡し方がまったく違います。
申し込む前に、次の点を確認してみてください。
- 自分の仕事の文書やメールを題材にしてよいか
- 詰まったときに、その場で相談できるか
- 参加者の人数が多すぎず、講師の手が回るか
「一般的な例題」だけで進む会だと、自分の仕事に置き換える作業が、家に帰ってからの宿題になります。そこで止まってしまう人が多いのです。
3. 終わったあとに続く場所があるか
1回の勉強会で、AIを使いこなせるようにはなりません。実際には、
- 試してみる
- うまくいかないところが出てくる
- 聞ける人に聞いて直す
- また試す
この繰り返しで、少しずつ仕事の道具になっていきます。
地方でAIを学ぶときに一番の壁になるのは、この「聞ける人」がまわりにいないことです。勉強会を選ぶときは、その日で終わりか、次につながる場所があるかも見ておくと安心です。
鹿児島AI会の「鹿児島AI実践会」の場合
参考までに、私たち鹿児島AI会が毎月開いている鹿児島AI実践会は、次の形にしています。
- 毎月第4土曜日の午後、鹿児島市内で開催
- ノートパソコンを持って、自分の仕事を1つ持ち込む
- その場で講師と一緒に、AIに任せる形を作る
- 会員でなくても、1回から参加できる
- 翌月の実践会で、使ってみた結果を持ち寄る
オンラインで学べる内容とメンバーのコミュニティは、鹿児島AI会の会員向けにご用意しています。
まとめ
- すでにAIを少し触っているなら、聞くだけでなく手を動かす会を選ぶ
- 自分の仕事を題材にできるかを事前に確認する
- 1回で終わらせず、続けて相談できる場所を持つ
どの勉強会を選ぶにしても、「翌日から自分の仕事の何をAIに任せるか」を1つ決めて帰ることが、いちばんの成果です。